はじめまして!FTSです。
- kanai-fts101
- 2月8日
- 読了時間: 3分
更新日:2月10日

本格始動は2025年3月1日ですが、その前夜を0章として、ここに至った経緯と込める想いを記しておこうと思います。いつまでも初心を忘れぬように、自己紹介を兼ねて。
代表プロフィールの通り、今回は二度目の起業…その旗印に選んだのが、最初の社名だった「フロム・ザ・ストリート」(この略がエフティエス)~まずはここからお話しましょう。
「ストリート・スタイル」と聞いて、貴方は何を思い浮かべますか? 私にとってそれは、米国留学を彩ってくれたストリートバスケでした。コンクリートの上で審判もいない、でもいつでもそこへ行けば参加でき、自分を上手く表現できたら次へ繋がる…とても面白かった記憶しかありません。今思えばよくやれたなと。行く前は完全に素人だったのに。それでも何度か洗礼を受けると形になるもので、見知らぬ地で仲間を作る方法をそこで学びました。帰国後もこれが軸となって、「レールに乗らない才能のエージェント」を起業したのです。
…なので、最初の起業で表現したかった理念は、貴方が必要だと感じることがあるのなら、「今、ここで、やったらええやん」というものでした。だから私にとってのストリートは、自分の目の前を行き交う人へ向け「今、ここで」披露するという意味で「ザ」が付きます。
一方で「ストリート・メディカル」という動きがあります。2024年にイグ・ノーベル賞を受賞して話題となった武部貴則先生が2011年から始めたムーヴメントで、「広告医学」が2019年に「Street Medical」になったそうで、「医療は医療の外へ出てゆくべき」と提唱。医療者が医療の外に居る人たちと交わる、様々なプロジェクトを生み出しておられます。
私にとってこれはまさしく「フロム・ザ・ストリート」! そうして「ストリートX医療」な発想が私の中で膨らんでいた頃、この実在を裏付けるかの如く、リアルストリートな医師たちと出会いました。彼らは「今、ここで」既に実践していたのですが、同時に単独の挑戦に限界を感じていた為、私が会社で提携して枠組みを作り、資金調達の支援を始めました。
これらをきっかけにストリートスタイルな医師との出会いが加速し「0→1は自分で出来たから、1→5を一緒に開発してくれる企業を探して欲しい」とか、「臨床の傍らベンチャーを立ち上げたから、事業計画や資金調達で力を貸して欲しい」等の依頼が舞い込むように。
私がかつて挑戦した「ストリートな挑戦をできる場づくり」の経験が、再び求められていると感じました。こうした声を受けて立ち上げたのが「あったらいいなデザイン工房」です。
今回はそんな想いで挑む再起業ですから、「医療のプロを支えるエージェント」として私も一流でありたい。理想は、将来その医療者が表彰された時、スピーチで名前を呼んで貰えるようなエージェント。そう、あの懐かしき名作映画のラストシーンのように。
(医療とスポーツで)分野は違いますが、私がこの仕事をする上で理想としている像です。プロの価値に乗るのでなく、共に価値を最大化できるようなエージェントでありたいです。まだご覧になっていない方はぜひ!…ではこれから、どうぞよろしくお願い致します。
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